小さな雨漏りでも、原因を正しく見極めることが住まいと日々の暮らしを守る第一歩です。
今回は玄関庇の銅板腐食による雨漏りを補修した事例です。
ご相談のきっかけ
「玄関の庇から雨漏りしている」とご相談をいただきました。
雨のたびに気になり、不安を感じながら過ごされていたとのことでした。
施工前の状況
現地確認を行ったところ、玄関庇の銅板に腐食が見られました。
表面の変色だけでなく、小さな腐食穴があり、そこから雨水が入り込んでいました。
野地板、広小舞、垂木にまで雨水が染み込んだ跡が見られましたが、
垂木に関しては強度の低下は見られなかったため、今回は部分補修で対応しました。



今回の施工内容
原因となっていた腐食部分を中心に、必要範囲のみ補修を行いました。
改修箇所
・玄関庇 銅板腐食部
・腐食部分の撤去
・部分張替えおよび防水処理
施工時に配慮した点
・雨水の流れを妨げない納まり
・既存銅板との色なじみ
・下地の状態確認と必要箇所のみ補強
・施主様の車や玄関の出入りに支障が出ないよう配慮しながら施工を進めました。
全面改修ではなく、必要以上に広げないことを前提に
過不足のない工事内容とすることを大切にしました。
工期
大工工事、板金工事を含め、3日間での施工となりました。
施主様の車の出入り、玄関の出入りは確保した状態で進めています。

施工後
雨水の侵入は止まり、玄関への漏水は解消しました。
見た目も既存部分となじみ、違和感の少ない仕上がりとなっています。
「これで安心できます」とお言葉をいただきました。

今後について
銅板は耐久性のある素材ですが、瓦との取り合い部分は経年により腐食することがあります。
今後も台風や強い雨のあとに、異変がないか確認していただくことをおすすめしています。
気になる変化があれば、早めにご相談ください。
状態に応じて、必要な対応を一緒に検討してまいります。

