見えなくなる下地こそ、これからの安心を支える大切な部分です。
和式トイレ撤去後の空間を、安全に使える状態へ整えた事例です。
ご相談のきっかけ
今回は取引業者様からのご依頼でした。
既存の和式水洗トイレを撤去し、土間解体まで完了している状態から、床を上げて洋式化できるよう下地を整えてほしいとのご相談でした。
段差の解消と、今後の内装仕上げを見据えた基礎づくりが目的です。
施工前の状況
和式便器および土間コンクリートはすでに解体済みでした。
地面が露出し、床高さも不足している状態です。
このまま仕上げを行うと、強度不足や床鳴りの原因になる可能性があります。
今回は床高さと構造強度の確保を主目的として施工を行いました。

今回の施工内容
既存構造を確認しながら、今後の仕上げ材に支障が出ないよう床高さと強度を調整しました。
工期:3日
改修箇所
・トイレ床の床上げ工事
・木下地組み
・28mm構造用合板張り
・ベニヤ下地施工
・壁面メラミンパネル張り
施工時に配慮した点
・床鳴りしにくい下地工法
・合板28mmによる剛性確保
・トイレ空間の内法寸法を最大限確保
・生活動線を妨げない工程管理
壁仕上げにはメラミンパネルを採用しました。
耐水性が高く、清掃性にも優れています。
できるだけ室内寸法を確保するため、下地厚みと納まりを細かく調整しています。


施工後
床高さが適正になり、次工程へ安全に引き継げる状態になりました。
構造的な不安要素を取り除き、安定した下地を整えたことで、長期的に安心できるトイレ空間の土台が完成しました。

今後について
トイレ空間は、今後設備更新や使い方の変化が起こる可能性があります。
今回は床下地と壁の仕上げまでの施工ですが、
今後の仕上げ工事や設備設置が安全に行えるよう強度を確保しています。
状況に応じて、その都度必要な部分を整えていくことが大切です。
