客室ヘッドボード・什器改修工事
掲載している費用は、施工時点での参考価格です。現場状況・施工範囲・材料費・税率等により、現在の費用とは異なる場合があります。
鳥羽市の宿泊施設にて、客室グレードアップに伴うベッドまわりの改修を行いました。既存の壁面収納タイプのベッドを解体し、客室の仕様に合わせた新しいヘッドボードを製作・設置した事例です。
【ご相談のきっかけ】
鳥羽市の宿泊施設より、客室グレードアップに伴うベッドまわりの改修についてご相談いただきました。
既存の客室には壁面収納タイプのベッドが2台ありましたが、底面に経年による傷みが出ており、収納機能を使いにくい状態になっていました。客室の仕様変更に合わせて、ベッドまわりを整える必要がありました。
【施工前の状態】

施工前は、壁面収納タイプのベッドと既存ヘッドボードが設置されていました。
2台とも底面が破損しており、収納できない状態だったため、今後の客室利用に合わせた改修が必要でした。既存什器との取り合いや、休館日中に作業を進めるための工程管理にも配慮が必要な現場でした。
【施工内容】
[加工場での事前準備]

休館日を利用しての工事だったため、現場での作業時間をできるだけ圧迫しないよう、事前に加工場で進められる下地処理やパーツ加工を済ませておきました。
[既存ベッドの解体とヘッドボード組み立て]




[仕上げと周辺補修]

現場では、既存ベッドとヘッドボードを解体し、新しいヘッドボードを組み立てました。枕元には、電気工事を伴わずに設置できるコンセントタイプのUSBコンセントを採用し、既存コンセントから電源を取る形で対応しました。
また、今後の保守や点検がしやすいよう、ヘッドボードの天板は開閉式としています。仕上げは化粧シート貼りで行い、既存什器との色合いを確認しながら整えました。


新しいヘッドボードは既存のものより壁際の高さが下がったため、これまで隠れていた壁の日焼けが見える状態になりました。その部分は簡易補修と着色を行い、周囲との違和感が出にくいよう仕上げています。

あわせて、ガタツキのあったクローゼットの丁番も交換しました。
主な作業は以下の通りです。
- 既存ベッド・ヘッドボードの解体
- 加工場での下地処理・部材準備
- 新規ヘッドボードの製作・組み立て
- コンセントタイプのUSBコンセント採用
- 保守・点検に配慮した開閉式天板の製作
- 化粧シート貼り仕上げ
- 壁面の日焼け部分の簡易補修・着色
- クローゼット丁番の交換
【施工後の状態】

施工後は、ベッドサイズの変更に合わせたヘッドボードが設置され、客室全体の仕様に馴染む状態に整えました。
仕上げの色合いも既存什器との相性を確認しながら進め、客室内で違和感が出にくいよう配慮しています。枕元のUSBコンセントや開閉式天板により、客室での使いやすさと今後の点検のしやすさにも配慮した仕様となりました。
【今後について】
今回の工事では、今後の注意点として特別な事項はありません。
ただし、宿泊施設の客室什器は日々の使用頻度が高いため、ヘッドボードまわりのガタツキや天板の開閉部、コンセントまわり、丁番の緩みなどが見られた場合は、早めに状態を確認することで大きな修繕になりにくくなります。
【谷岡建設からのコメント】
宿泊施設の改修では、限られた休館日や営業スケジュールの中で、必要な作業を無理なく進める段取りが大切です。
今回は、事前に加工場で準備できる作業を進め、現場では解体・組み立て・仕上げを中心に行うことで、工程に支障が出にくいよう配慮しました。
また、見た目の仕上がりだけでなく、ご予算や今後の管理のしやすさも考慮しながら、現場に合う仕様を選定しました。壁面の日焼けやクローゼット丁番のガタツキなど、施工中に確認できた周辺の不具合にも状態に合わせて対応し、客室全体の使いやすさと見た目のまとまりを考えながら施工した事例です。