倉庫外壁の穴あき部分補修工事
掲載している費用は、施工時点での参考価格です。現場状況・施工範囲・材料費・税率等により、現在の費用とは異なる場合があります。
志摩市の個人宅にて、倉庫外壁に空いた穴の部分補修を行った事例です。
外壁材の貼替えも検討したうえで、材料の入手状況や費用面を考慮し、現場の状態に合わせて補修しました。
【ご相談のきっかけ】
志摩市のお客様より、倉庫の外壁に知らない間に穴があいており、見た目が気になるため何とかしてほしいとご相談いただきました。
現地を確認すると、外壁の一部に大きな穴が2か所ありました。外壁材の貼替えも検討しましたが、同じ柄の外壁材が廃盤になっていたことや、材料ロス、解体・廃材処分費のことを踏まえ、今回は部分補修をご提案しました。
【施工前の状態】

施工前は、倉庫外壁の下部付近に大きな穴が2か所空いている状態でした。
破損した部分の周囲にも割れや欠けがあり、外壁の模様もあるため、穴をふさぐだけでは補修跡が目立ちやすい状態でした。
また、既存の外壁には色あせやチョーキングがあり、表面の状態も均一ではありませんでした。
【施工内容】

今回は、外壁材そのものを張り替える施工ではなく、破損部分を補強しながら整える部分補修として対応しました。
部分補修のため、長期的な耐久性を保証する施工ではないことも事前にお伝えし、お客様の了解をいただいたうえで作業を進めました。
主な作業は以下の通りです。
- 倉庫内側から破損部を確認
- 室内側から当板を入れて補強
- 残っている外壁の破片を可能な範囲で接着
- 足りない部分をパテで整形
- 既存外壁の色あせや質感に合わせて色調整
- 屋外使用を考慮し、耐候性のあるウレタンクリアで仕上げ
補修では、単に穴を埋めるだけでなく、周囲のくすみ方や質感を見ながら、補修箇所だけが強く出すぎないよう調整しました。
【施工後の状態】

施工後は、空いていた2か所の穴をふさぎ、外壁面として見える状態に整えました。
クリア材の吸い込みで一部濃く見える箇所はありますが、破損していた状態から、外観上の支障が出にくい状態まで補修しました。
【今後について】
補修箇所は、高圧洗浄機を直接当てるような清掃は避け、普段はそのまま様子を見ていただく形になります。
【谷岡建設からのコメント】
外壁の破損では、張り替える方法と部分的に補修する方法の両方を考える必要があります。今回は、同柄材が廃盤であることや費用面を踏まえ、必要な範囲を見極めて部分補修で対応しました。
既存の建物に合わせながら、費用と仕上がりのバランスを見て整えることも、修繕工事では大切な判断のひとつです。
外壁の直し方に迷う場合は
外壁の傷みは、範囲や下地の状態によって、部分張り替えで対応する方法もあれば、既存部分を活かして補修で直す方法もあります。ご相談の時点では、気になる箇所や傷みの程度など、分かる範囲の情報で構いません。必要に応じて状態を確認し、建物の使い方や今後の維持管理も踏まえて、対応方法を検討します。